プリン体と尿酸値の関係

プリン体多い食事

尿酸値とプリン体の関係

尿酸値は高いと、内臓系の病気になったり、痛風になるものというイメージがあります。ではプリン体はどうでしょうか? 

言葉だけは知っている、何となく体に悪いイメージがある、ビールに多く入っている。こんな知識だけを持ち合わせている方が大半なのではないでしょうか。簡単に言うならば、プリン体とは尿酸の原材料のことです。つまり、多く摂取すればするほど、尿酸も多く生産されて尿酸値も高くなります。食べ物から摂取したり、体が自然に作り出すエネルギー生成物質のような効果もあります。

人間が、類人猿のであった時代、食べ物の摂取は容易ではありませんでした。よって、効果的にエネルギーを取り出そうとした結果、体外から摂取でき、体内でも生み出せるようになっていった進化的な歴史があります。疲れた体にビールが美味しかったり、肝や白子、肉類に旨味を感じるのにも生物学的な理由があるのですね。エネルギー源としては優秀だからです。

しかし、現代は飽食の時代となり、過剰摂取が病気の原因となりました。

尿酸値とプリン体の関係

3つの方法で作られるプリン体と尿酸値について

プリン体は以下の3つの方法で体内に生じます。一つ目は、新陳代謝によって勝手に作られるというものです。ご存知の通り、細胞は常々死んでは新しく生じていきます。その死んだ細胞を構成しているアミノ酸がプリン体を放出するのです。二つ目は、運動が原因で体内に生じるパターンです。

「ATP」という物質が、プリン体の原材料ともなるのですが、基本的にはこのATPは、人間が動く度に再利用されます。言い換えれば、プリン体になるまでに再利用し尽くされたATPは極めて稀だということになります。長い距離を走ったり、アスリート並の肉体労働をすると尿酸値は増えてしまいます。また、体をどこかにぶつけた後、筋トレなどをして筋肉が崩壊してもATPがプリン体まで変化しやすくなり、結果、尿酸値も上昇してしまいます。

さて、三つ目が食品、ビールなどに含まれるプリン体を摂取することにより体内に入る場合です。ビールはじめ、あん肝や白子に多く含まれます。しかし、驚くべきことに、食事から体内に取り込まれるプリン体は全プリン体の五分の一程度だという事実があります。だからと言って、いくらでも食べてよいという訳ではありません。その五分の一の分量で、痛風かそうでないかが決まると言っても過言ではないでしょう。

新陳代謝や軽い運動で生じるプリン体は避けることができません。しかし、食事から摂取できるプリン体は加減することができます。加減できないで暴飲暴食を続けると、結果、尿酸値が上昇してしまうのです。プリン体を体内からゼロにすることはできませんが、体外から入るものにはセーブがかけられます。この事実を知ったからには、減らせる分のプリン体を積極的に減らしていく努力をしましょう。

ATP


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