尿酸値の上昇を放っておくとどうなるのか

尿酸値の上昇を放っておくとどうなるのか

尿酸値の上昇を放っておくとどうなるのか

ビールに限らずアルコールを好んで飲む人、接待などで飲み会の頻度が高い方、レバーや干物、白子などのタンパク質が大好きな方は尿酸値が上がりやすい傾向にあります。焼き鳥屋での飲み会などが簡単にイメージできそうですね。さて、専門用語を使うと、血清尿酸値が7.0g/dl(グラムパーデシリットル)を超えた際に、高尿酸血症と診断されます。これは簡単に言うと、「あなたは痛風予備軍です」と言われたも同然です。個体差があるのですが、8.0以上で急性関節炎、すなわち痛風だと診断されるレベルに達します。

多く現れる体感症状としては、親指の付け根や足首、膝などの関節が耐えられないほどの度合いで痛み出します。「痛風」という文字が示すとおり、風が吹くだけで(何をしていなくとも)痛みがあるというのが特徴です。近年では良い薬があるので一時的に症状を抑えることもできますが、薬を飲まずにいたり、生活の見直しを考えないと1年以内で再発する場合がほとんどだとされています。身に感じる痛み、それも強力なものがあるので、尿酸値の上昇があるなら、医師の言葉を信じ対策を講じましょう。

通風2

変化があるのは尿酸値の値と痛みだけ?

いいえ、痛風で痛みを感じるようになるだけではありません。尿酸値の向上とともに、メタボな体になりやすくなります。すると余計に運動ができず、ストレス解消法も限られてしまいます。つまらなくなって、さらにお酒に走り合併症などを引き起こすことでも知られています。慢性痛風と呼ばれる、通常の痛風では痛みが群発なのに対し、常に痛むような状況にもなり得るのです。また、多く見られる合併症では、腎炎や腎不全、尿路結石になる方もいます。尿路結石「痛みの王様」「世界三大激痛」などの異名を持つ強力な痛みを伴います。痛風のそれとは比較できないレベルで、脂汗などが出ることで有名です。

加えて、尿酸値が高い方は、統計的に見ても心血管障害や脳血管障害になる可能性が、健康な方よりも高くなります。動脈硬化の原因ともなりますので、上記の腎不全も加えると、日常的な生活が送れなくなることが高い確率でやってくることが分かります。血清尿酸値が7.0g/dlの高尿酸血症になる時が最後通告、可能ならばその手前で対処を始めないと、今まで楽しんでいたものも楽しめなくなる、そんな危険もはらんでいるのが尿酸値の上昇の放置なのです。今まで美味しく食べられていたものに制限が加わったり、肉体が弱まるので仕事にも影響は出るでしょう。つまりは、高尿酸血症とうのは、影に隠れた数多くの合併症が表面化する前兆だとも言えます。かつ、日常生活に大きな支障がやってくることを暗示します。しっかりと、医学的な根拠に基づいた対策を講じていくのが良いと断言できます。

医師

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